福島支援プロジェクト

2011年3月11日の東日本大震災に際し、CWAJは被災地のために何をすべきか、また女性の立場からどのような被災者支援ができるか震災直後から検討を始めました。現地の避難所で活動された医師の先生方のお話をまず伺い、様々な調査をした結果、被災地の中でも福島県を応援することに決定、「福島支援プロジェクト」を立ち上げました。

CWAJ福島支援プロジェクトのスライドショーをぜひご覧ください。

福島県知事からの感謝状

2017年の4月、CWAJが震災直後から福島支援プロジェクトを立ち上げ、様々な形で福島を支援してきたことに対して、内堀雅雄福島県知事より感謝状を授与されました。4月の月例昼食会当日は、知事の代理として、丹羽真一福島県立医科大学名誉教授が出席され、感謝状と不屈の精神を象徴する会津郷土玩具の「起き上がり小法師」がCWAJ会長に手渡されました。同時に知事からはビデオメッセージも紹介されました。昼食会の講演会では、丹羽教授から福島の復興状況等についての発表があり、会員一同多くを学ぶことができました。

内堀知事のビデオメッセージはこちらをご覧ください。

丹羽教授と福島支援プロジェクトチーム、相馬と須賀川のみなさん

福島支援プロジェクトの活動

「相馬広域心のケアセンターなごみ」への支援

CWAJ medical van, donated to Soma Kokoro no Care Center and Mental Clinic Nagomi (January 2012)

現地の様子のお話から被災地における心のケアの重要性をいち早く認識し、CWAJ福島支援プロジェクト最初の活動として2012年1月、同センター創設時に車椅子用リフト付き患者送迎用車両(300万円)を寄贈しました。CWAJロゴのついた車は患者さん・高齢者の送迎やスタッフの訪問診療に、今も日々活躍しています。

福島支援奨学金

震災によって学業を継続することをあきらめざるを得ない人が続出する中、ただちにCWAJが教育分野でどのように福島を支援できるかの検討を始めました。その際、被災地での看護師さんたちの献身的な働きを知り、2012年に福島県立医科大学看護学部の学生を対象とした「CWAJ福島被災学生奨学金」を設立しました。2016年からは名称を「福島支援奨学金」に変更、対象も同医大で学ぶ3年生以上のすべての学生と大学院生にまで広げています。奨学生は卒業後、看護師、助産師、保健師などとして地域社会に貢献したり、大学病院等で専門職として活躍しています。
奨学金受給者は現在までに18名、2019年度も2名に授与される予定です。

「あそびじゅつ」

被災地支援を続けていくにあたり、CWAJ現代版画展に長年出展をお願している版画作家に通常の出展作品とは別に小作品のご寄付をお願いし、多大なご協力をいただきました。
その純益により、2014年の夏に多摩美術大学と同大学の海老塚耕一教授の協力を得て、子供のためのユニークなアートプログラム「あそびじゅつ」を開催することができました。以来2018年まで5年間、毎夏に須賀川市、相馬市、福島県立美術館などで「あそびじゅつ」を続けてきました。海老塚先生の楽しいご指導のもとで、各会場には毎年40名余りの子供たちが参加して、学校とは違ったアートを「あそび」、貴重な体験しました。相馬では「なごみ」の大谷廉氏を通して地域への輪が広がり、開催地には福島支援奨学生の看護大生が手伝いに来てくれるなど、福島の方たちとCWAJのボランティアとの間にも貴重な交流の場が生まれました。

こどものための英語プログラム

CWAJ教育活動部門の英語を使った子供のための異文化交流プログラムには40年を超える長い歴史があります。その経験を生かして福島の子供たちに楽しい異文化体験の場を提供しようと「子供のための英語プログラム」を開催、2014年から2016年にかけてPEP キッズ郡山などで英語の歌やゲームや読み聞かせの会を開き、他の2会場も合わせてのべ300人近くの子供たちに楽しんでもらいました。2017年には「あそびじゅつ」に合わせて相馬市でも行われました。

その他の支援活動

視覚障害者との交流の会(VVI)によるチャリティー・コンサート

2011年、11月、視覚障害アーティストによるピアノ、ハンドベル、ギターなどのコンサートを開催しました。その純益、523,000円は社会福祉法人日本盲人福祉委員会を通して、被災した視覚障害者が震災で失った白杖など生活用具の購入にあてていただきました。

CWAJフレンドリー・クラフターズと2011年12月のラッフル

CWAJ会員が復興への祈りを込めて一針一針縫った見事な着物地による大判キルトを特賞としたラッフルは13万円の売り上げを得ることができ、全額CWAJ福島支援プログラムにあてられました。

CWAJカルチャー・プログラム: カート&ブルース チャリティー・コンサート

2012年3月17日、「ふるさとへ~福島追想」と題した琴と尺八による東日本大震災から1年の追悼チャリティー・コンサートが六本木のフランシスカン・チャペルで開かれました。米国人演奏者のカーティス・パターソンさんとブルース・ヒューブナーさんは避難所でも演奏活動を行っており、特にブルースさんは当時福島県立医科大学で音楽を教えておられ、福島との縁の深いお二人のコンサートの純益40万円はすべてCWAJ福島支援プロジェクトに寄付されました。

田善賞

福島県須賀川市とのご縁からCWAJ版画展では2013年より毎年同市で開催されている田善顕彰版画展中学生部門と小学生部門の優勝者の作品をその年の版画展会場に展示、版画展に招待しました。2017年にはアメリカ、マサチューセッツ州ハイフィールド・ホールでも開催されたCWAJ60周年記念版画展でも展示され、受賞者の作品は、現地でも高く評価されました。このようにCWAJは若い感性を育み、アートを通した福島とのご縁を大切にしています。

CWAJはこれからも様々な形で福島の復興を応援し続けます。

協賛者、版画作家の方々をはじめ、版画展で版画や版画展関連商品をご購入くださった皆さまのこれまでのご支援に感謝申し上げます。

今後ともCWAJ福島支援プロジェクトを応援いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。



Home | 教育プログラム | 外国人留学生との交流の会リポート | 視覚障がい者との交流の会 – VV I ニュースレター