視覚障害者との交流の会 半世紀のあゆみ スクリーンリーダー対応版(テキスト形式) *各セクションの先頭に#を付記しています。 #ごあいさつ ハイディ・ズコウスキー・スイートナム 2025年CWAJ会長 CWAJを代表し皆さまにこの⼩冊⼦をご紹介できますことを誠に喜ばしく誇らしく思います。 これは、視覚に障害を持つ⽅々に対し50年にわたり続けてきた「視覚障害者との交流の会」(VVI)の活動をまとめたものです。この冊⼦を通して、視覚障害のある学⽣の可能性を信じ、その⼒を社会へと広げていくために注いできた会員たちの愛情と熱意を感じ取っていただけることでしょう。これからも今までと同様、多くの⼈々の⽇々に良い変化がもたらせるよう務めます。 今年2025年、VVIの50周年を祝い公開イベントを2回開催致しました。いずれも視覚障害がありながらそれぞれの道で成功し⼤活躍中のお⼆⼈を迎えての企画でした。1回⽬は「Life is Climbing」の特別上映会。この作品は視覚障害を持つ⽇本⼈クライマーが友⼈の⽀えを受けながら世界の⼭々の頂きを⽬指す姿を描いたドキュメンタリー映画です。 2回⽬のイベントは、2021年度CWAJ奨学⾦の奨学⽣であり、卓越したピアニストでもある⼥性のチャリティコンサートです。このコンサートへの出演をお願いしたところ「勿論です︕CWAJ のために演奏するのが夢でした︕」と響く声が返ってきました。 この記念の年に、社会福祉法⼈東京ヘレンケラー協会より「第33回ヘレンケラー・サリバン賞」を拝受するという栄誉にも恵まれました。この賞は「特に教育・福祉・⽂化の分野において視覚障害者の⾃⽴と⽣活向上のため⼤きな貢献をした『晴眼者』を顕彰するもの」です。CWAJの地域社会への貢献と⽂化交流の活動を担ってきた過去の、現在の、そして未来の会員たちを讃える賞であることを⼀同⼼に留めておきたいと思います。 おめでとうございます︕ #VVI とは VVI(視覚障害者との交流の会)は、⼀般社団法⼈CWAJ(College Women’s Association of Japan)の教育プログラムのひとつです。CWAJは 1949年に教育と⽂化交流に取り組む⽇本とアメリカの⼥性数⼈の活動から発⾜しました。現在は ⾮営利ボランティア団体として、奨学⾦の⽀給や国際的に知られる現代版画展の開催を中⼼として活動しています。 VVIは、視覚障害を持つ⽅々の様々な活動を⽀援することに⼒を注いでいます。今年 2025年、創⽴50周年を迎えました。50年前の1975年当時、視覚障害学⽣の置かれた環境は現在と全く異なっていました。彼らの状況をどのように改善できるか有志数⼈が集まり考え、まず始めたのは⼤学の専⾨書の対⾯朗読、カセットテープへの録⾳、そして点字訳でした。これらの活動から「英会話の集い」や再就職を⽀援する英会話指導、さらに各種の資料の点訳出版など数々のプログラムへと発展していきました。 VVIの活動が半世紀にわたり続いてきた理由として次の三つの点が挙げられます。 1) 社会のニーズに対して常に敏感であること 2) 必要と感じて⾏動を起こすのに迅速であること 3) 状況の変化への対応が柔軟であること 最近はテクノロジーの急速な発達により、視覚障害者を取り巻く環境は最先端の技術を享受できる状況になりました。その結果、⽇々の⽣活で⼈に頼らず⾃信を持てる場が広がっています。 視覚に障害のある⽅々が将来の夢や⽬標を充分に叶えられるよう、VVIは今後も⽀援活動を続けて参ります。 #メッセージ VVI 結成 50 周年に寄せて 指⽥忠司 社会福祉法⼈⽇本盲⼈福祉委員会 常務理事 (早稲⽥⼤学法学部 1974~1978在学) 早稲⽥⼤学1年⽣の頃、松井新⼆郎先⽣のご紹介でCWAJがボランティア活動を始めることを知りました。私が初めて英語⽂献の朗読をお願いしたのは 1975年1⽉頃で、お相⼿は横須賀の⽶海軍将校夫⼈アブラムさんでした。初めてお会いしたのは⾚坂の⼭王ホテルで、朗読していただく本"The Book of Tea"をお渡しし、その内容について少しお話ししました。 2年⽣になってからは英会話のボランティアの⽅に個⼈レッスンをしていただくようになりました。毎週⼀度六本⽊の地下鉄駅で待ち合わせをし、その⽅のご⾃宅に伺ってレッスンを受けました。教材として"English 900"を提案されましたが、それはすでに盲学校で使⽤していたものだったため、私のほうから「もっと実⽤的な話題について話しましょう」と提案し、当時取り組んでいた盲学⽣の勉学環境改善運動について詳しく説明しながら質疑応答を重ねました。このボランティアの⽅はイギリス出⾝のダイアナ・ハリスさんでかつてユネスコ本部(パリ)に勤務していた経験をお持ちの⽅です。英語はクイーンズ・イングリッシュでフランス語にも堪能でした。 ハリスさんは私の将来の職業にも関⼼を持ってくださり、1977年頃から私が⾏なっていた海外における視覚障害者の法律職の可能性に関する調査のため情報収集を⼿伝ってくださいました。また、私が繰り返し盲学⽣の勉学環境改善について語っていたことから、そのテーマにも強い関⼼を持たれ、盲⼤学⽣のための奨学⾦制度の創設にも関⼼を寄せてくださいました。 このようにVVI創設当初の協⼒者の⽅々は、まず私たちと直接かかわることで盲学⽣たちの実情を理解し、その中でできることから⽀援を始めてくださいました。こうした ⽅々のおかげで半世紀を経た今⽇私たちの学習環境は⼤きく改善されてきました。 VVIの皆様の⻑年にわたる継続的なご⽀援に⼼より感謝申し上げます。 廣川正樹 ⽇本視覚障害者職能開発センター 職能開発訓練部⻑ 私が当センターに⼊職したのは平成14年8⽉1⽇。気がつけば本年の4⽉1⽇で勤続22年と8ヶ⽉になりました。私が⼊職したときにはすでにCWAJの皆様による英会話のカリキュラムもありましたので私は後輩にあたります。 ここで、コースについて少しだけ説明をさせていただきます。私が担当している部⾨は、平成6年から開設された事務処理科と平成9年度より開設されたOA実務科の2つです。同じカリキュラムで訓練を実施し、就労を希望する視覚障害者を受け⼊れています。具体的には、⾳声ソフトを始め各種補完機器を活⽤してオフィス機器の訓練を⾏う実技とビジネスマナー、簿記、社会保険など企業に勤める上で基本となる学科を学びます。その中に、CWAJによる90分の英会話授業もあります。 これは学⽣時代の先輩から聞いた話ですが、海外の取引先からの外線に出た新⼊社員が「⼀⾔も⾔わず電話を切った」というのです。先輩に「それ何かのネタですか︖」と尋ねると事実だというのです。加えて障害者求⼈の⼀例として、求⼈票の必要な免許・資格欄にTOEIC730点以上或いは英検2級などの英語のスキルを求められることも珍しいことではありません。 私⾃⾝は英語が不得意で「話せたらどんなに楽しいだろう」と思っており、先輩からの話を聞いたときには他⼈ごととは思えませんでした。数⼗年ぶりの英語の授業という訓練⽣も中にはおりますが、この授業を受けたことをきっかけに「話せない⼈は少し話せる」「少し話せる⼈は以前よりは話せる」というように段階を経て向上していることも事実です。また、会話の内容を少し理解できるようになったという声も聞きます。 CWAJからご出講の先⽣⽅が⼯夫して魅⼒ある講義を提供してくださることに感謝しております。 福島 智 東京⼤学先端科学研究センター 特任教授 1986年度CWAJ視覚障害学⽣奨学⾦奨学⽣ 「Progris riport」 今から 40年ほど前、VVIのヴァージニア・岡村さんがダニエル・キイスの「アルジャーノンに花束を」を英語で点訳してくださいました。その冒頭です。明らかにスペルが誤っていますが、この誤りこそが、世界の SF 史上最⾼傑作と⾔われるこの作品を深く味わうための鍵なのです。 「L の発⾳を⼤切に、きれいに聞こえるから」おなじくVVIのメンバーの⽅は、私の英語での講演の練習におつきあいくださいました。1989年にスウェーデンで開催された国際会議で、⽇本の盲ろう者である私が、⺟の考案した「指点字」について初めて世界に向けて発表した時のことです。 1986年にはCWAJの奨学⽣に選ばれました。同じ年に⽗が重い病に倒れ、実家が経済的に困窮しましたので、この奨学⾦は⼤きな⼒となりました。CWAJとVVIは今の私の⼟台を⽀えてくださいました。誠にありがとうございました。 森 朋⼦ ⻑年にわたるVVI⾏事への参加者 はじめにこの会と出会う前のことについてお話しします。⼩学⽣の時、ラジオの⾳楽番組を毎⽇夢中になって聞いていました。特に外国のポピュラーソングが⼤好きで意味 も正しい発⾳もわからぬまま、ラジオから流れる英語の歌を繰り返し歌っていた。中学では実践的な練習はなく、⾼校では毎週⼟曜⽇放課後に英会話サークルに参加し、カナダ⼈の先⽣から簡単な⽇常会話を習いました。 学⽣⽣活最後の年には、全国各地の盲学校の先⽣や学⽣と 10 ⽇間のアメリカ旅 ⾏もしました。旅先で英語を話す貴重な機会に恵まれました。その後も⼤好きな⾳楽やラジオ講座などで様々な英語に触れ、現在は主⼈と⽉に 1 度神奈川ライトセンターの英会話クラブに楽しく参加しています。 横浜で新⽣活をスタートした直後、1984年度 CWAJ 視覚障害学⽣奨学⾦奨学 ⽣の主⼈に勧められ、VVI「英会話の集い」に参加しました。駅からボランティアがガイドし、会場では少⼈数のグループに分かれ、なごやかな雰囲気の中で英会話や、外国の話を楽しみます。時にはミニコンサートもあります。ある時、薬を飲もうとしていたらあるメンバーが優しく⼿を添えてくれたことを今もありがたく思い出します。 「英会話の集い」に加えて、毎年秋に開かれる CWAJ 現代版画展の「ハンズ・オン・アート」にも参加しています。ボランティアの説明を聞いたり、点字の資料を読んで想像をふくらませながら、触図で作品を鑑賞するのはとても楽しいです。映画の鑑賞会にも参加し、⾳声ガイドを聞きながらドキュメンタリー映画を堪能しました。海外の古い映画や有名なミュージカル映画も鑑賞したいです。 最後になりますが、今年はCWAJ/VVIにとって記念すべき年とのこと、⼼よりお祝い申し上げます。この会の活動が末永く続くことを願っております。 #現在の活動 就職に役⽴つ英語指導 ⽇本視覚障害者職能開発センターにおいて定期的に⾏っています。 英会話の集い 英語による会話で⽂化交流を促進しています。 英検の模擬⾯接試験 筑波⼤学附属視覚特別⽀援学校の⽣徒を対象に⾏っています。 ハンズ・オン・アート CWAJ版画展の会場で触図を使って版画を鑑賞するコーナーを設けています。 オンライン個別英会話レッスン 筑波⼤学附属視覚特別⽀援学校の⽣徒が、英語を⺟国語とするメンバーとオンラインで英会話を楽しんでいます。 VVIニューズレター 年に 3 回視覚障害者の皆さんに⽇本語ニューズレターを配信しています。 #VVI の歴史 1974 視覚障害学⽣を対象とした英語学習サポートのボランティアを会報を通して募集開始 1975 視覚障害学⽣への⽀援活動グループ結成 全国盲⼈社会福祉施設協議会主催の国際セミナーにボランティア派遣 1976 盲⼤学⽣との交流の会(BSFG)がCWAJ同好会プログラムの⼀つとして発⾜ 英語点訳をはじめとし他⾔語の翻訳・教材のテープ録⾳・対⾯朗読の活動開始 1978 CWAJ奨学⾦制度に視覚障害⼤学院⽣を対象とする⽇本初の奨学⾦制度開始 以下のサービスを開始 · CWAJ奨学⾦制度の情報を和訳し各地の⼤学に配布 · ⽶国議会図書館より英語点字本取寄せ · 「テープバンク」録⾳テープの貸出 1979 BSFG、奨学⾦委員会の傘下に置かれ名称を Volunteers for Blind Students (VBS)に変更 筑波⼤学附属盲学校で英語を⺟国語とする会員による英語授業 翻訳及び出版 If You Could See What I Hear 「きみに愛が⾒えるか」盲⽬のシンガーソングライター トム・サリバン著 サイマル出版より9,000部 1980 CWAJ視覚障害学⽣奨学⾦の対象を学部3年・4年⽣に拡⼤ CWAJのコミッティーとなる 1984 VBSが教育プログラムの 1 部⾨となる 第1回バーベキュー(メンバー宅にて)(後にピクニックと改名し恒例⾏事となる) 1985 ⽇⽶障害者協議会および国際会議でのオプタコン・セミナーに協⼒ ⽇本オプタコン委員会よりセミナー協⼒に対し受賞 1986 ⽇本初の英語点字歌集出版 VBS English Songbook in Braille 1987 募⾦コンサート開催。演奏︓和波孝禧(ヴァイオリン)。ニュージーランド⼤使館にて ⽇本盲⼈社会福祉施設協議会より盲⼈社会への貢献に対し受賞 視覚障害学⽣のための初の就職準備ワークショップ開催 1988 VBS English Songbook in Braille第2巻出版 ⽇本語点字による学⽣向けニューズレター発刊 学⽣向け初のテーブルマナー教室開催 1990 VBS15周年を迎える CWAJ/VBS15周年記念賞授与: ⾼村明良(CWAJ奨学⽣筑波⼤学附属盲学校数学教師)の点字コンピュータ化を顕彰 15周年記念コンサート開催。出演︓武久源造 (ハープシコード)、堀越喜晴 (ナレーション)。トルコ⼤使館にて VBS English Songbook in Braille第3巻出版 1991 学⽣向け⽇本語ニューズレターの拡⼤⽂字版発刊 視覚障害学⽣奨学⾦が初めて海外への留学⽣に⽀給される 1992 「英会話の集い」(ECG)開始 “Voice Letter”(メンバーによる英⽂エッセイの録⾳テープ)開始。後に“Essays on Tape”と改名 1994 ⽇本盲⼈職能開発センターと協⼒し「オプタコンの20年」の⽇本語ビデオ英訳及びナレーション録⾳ 1995 VBS 20周年を迎える CWAJ/VBS 20周年記念賞 ジュリア・カシムの視覚障害者も美術館を楽しめる⽅法の発案に対し授与 20周年記念コンサート開催 演奏︓⽥辺藤祐 (ヴァイオリン)、⻑澤晴浩 (ピアノ)、天野 亨(歌) ⼤成建設ホールにて VBS20年史発⾏ VBS English Songbook in Braille 第4巻 NHK と共同出版 ⽇本盲⼈職能開発センターにて英会話クラス発⾜ 1996 第41回CWAJ版画展においてハンズ・オン・アート(視覚障害者と楽しむアート)開始 触れて鑑賞できる作品の⽴体コピーを紹介 筑波⼤学附属盲学校より英語教育への⻑年の貢献に対し受賞 1999 VBS ピクニック最終回となる 2000 VBS 25 周年を迎える 25周年記念コンサート開催 演奏︓南沢創(CWAJ奨学⽣ ヴァイオリン)、筑波⼤学附属盲学校卒業⽣(ハンドベル)、“Sleepyhead Beans “(ゴスペル) カナダ⼤使館にて VBS English Songbook in Braille第5巻出版 2001 VBSの名称変更 Volunteers for the Visually Impaired (VVI 視覚障害者との交流の会) 2003 ハンズ・オン・アートのCWAJ版画展への復帰 VVIの新ロゴ採⽤ “Essays on Tape”のテープおよび CD 制作終了(ニーズ減少のため) 録⾳のみ要請により継続 2004 ハンズ・オン・アートがCWAJ版画展の常設プログラムとなる CWAJ視覚障害学⽣奨学⾦制度の対象拡⼤(学部 2年⽣を含む) 2005 VVI 30周年を迎える 絵本「ぐりとぐら」英語点訳版 ⽇本で初の出版 VVI30年史発⾏ 30 Years of VVI CWAJ視覚障害学⽣奨学⾦制度の英語名変更 CWAJ Scholarship for the Visually ChallengedからCWAJ Scholarship for the Visually Impaired(SVI)に 「英会話の集い」(ECG)開催 Foreign Students’ Circle (FSC 外国⼈留学⽣との交流の会)と初の共催 2006 CWAJウェブサイトに「英会話の集い」(ECG)関連情報の掲載開始(⽇/英) CWAJの⾳楽愛好グループ Friends of Music(FoM)と初の共催 2007 FoMとの2回⽬のイベント開催 筑波⼤学附属視覚特別⽀援学校にて従来の英語授業に代り英語検定試験模擬⾯接試験を開始 2008 イタリア婦⼈協会主催チャリティーコンサートに参加 演奏︓⽊村シスターズ(ピアノ) イタリア⽂化会館にて 800,000 円の寄付を受ける 2009 ブラインドサッカー開催︓「児童英語サポートの会」(CEC)とFSCと共催 2010 VVI35周年を迎える ブラインドボウリング⼤会開催 2011 ⽇本盲⼈職能開発センター英会話半年コース 新たに開設 「英会話の集い」(ECG)開催 · 東⽇本⼤震災によせて 渋⾕⼥性センター・アイリスにて · 南アフリカについて 南アフリカ⼤使館にて 東⽇本⼤震災被災視覚障害者⽀援チャリティーコンサート開催 演奏︓⽊村りえ、りさ(ピアノ)、栗⼭⿓太(ギター・歌)、筑波⼤学付属視覚特別⽀援学校卒業⽣によるハンドベルグループ パソナホールにて 2012 「英会話の集い」(ECG)参加者増加顕著(⼤使館など会場の魅⼒による) 2013 「英会話の集い」(ECG)開催 · 横浜美術館ガイドツアー · FoM と共催 聖オルバン教会にて 2014 「英会話の集い」(ECG)開催 · フィリピンとオーストリアのクリスマスを紹介 渋⾕ダイバーシティ・センター・アイリスにて 筑波⼤学附属視覚特別⽀援学校での模擬⾯接試験を 3回実施 2015 VVI40周年を迎える 「英会話の集い」(ECG)開催 · コンサート(オーストリア⼤使臨席) 演奏︓⽊村シスターズ(ピアノ)、南沢創(歌) オーストリア⼤使公邸にて ·第2回ブラインドボウリング開催 FSC 留学⽣参加 ⾼⽥⾺場シチズンボウルにて ハンズ・オン・アート来場者に配布する英語点字“Thank You“カード制作 VVIニューズレター読者 全国で200名に達する 筑波⼤学附属視覚特別⽀援学校での模擬⾯接試験を3回実施 VVI40周年記念イベント開催 演奏:⽳澤雄介 (ヴァイオリン)、南沢創(歌)、⽊村シスターズ(ピアノ伴奏) スピーチ︓安原理恵(CWAJ奨学⽣・メンバー)、佐藤⽂⼀(元JVDCB参加者) 学習院⼤学100周年記念ホールにて VVI40年史発⾏ 40 Years of VVI 2016 「英会話の集い」(ECG)開催 · インド⽂化紹介 渋⾕ダイバーシティセンター・アイリスにて · ヨガ体験(FSC 留学⽣参加) 東京ウィメンズプラザにて · ⽚岡亮太による和太⿎演奏と打楽器体験 ⿇布こども中⾼⽣プラザにて CWAJ現代版画展60周年記念アメリカでの版画展にてハンズ・オン・アートの展⽰ 2017 「英会話の集い」(ECG)開催 · ニュージーランド⽂化紹介 視覚障害奨学⽣参加 渋⾕ダイバーシティセンター・アイリスにて · ブラジル⾳楽紹介 ⼤使によるサンバの歴史解説 ブラジル⼤使館にて · エジプト⽂化紹介 渋⾕ダイバーシティセンター・アイリスにて · ダイアログ・イン・ザ・ダークにおいて⾒えない世界の体験 2018 点字制作グループの活動終了 ハンズ・オン・アートのための“Thank You”カード制作は継続 「英会話の集い」(ECG)開催 · アメリカ南部の歴史と現状 渋⾕ダイバーシティセンター・アイリスにて · オランダとフィリピンのクリスマスについて 渋⾕ダイバーシティセンター・アイリスにて ⽇本点字図書館利⽤者のための英会話クラス開始 2019 「英会話の集い」(ECG)開催 · 「茶道」体験 (FSC 留学⽣参加) 国⽴オリンピック記念⻘少年総合センターにて · パラリンピック選⼿による講演及びサウンド・テーブルテニス体験 筑波⼤学附属視覚特別⽀援学校体育館にて 2020 新型コロナウイルス感染防⽌のため⼀部オンラインに変更 · JVDCB 英会話クラス · 筑波⼤学附属視覚特別⽀援学校での英語検定⾯接模擬試験 オンライン「英会話の集い」(ECG)開催 · 「趣味」について · 「⾷」について · 「伝統」について ハンズ・オン・アートに代わりオンラインによる「アーティスト・トーク」開催 版画作家 廣⽥雷⾵による作品紹介 「はだかのピアノ」(英語通訳) 講演後 Q&A ⽇本点字図書館の英会話クラス⼀時中⽌(新型コロナウイルスへの対応) 2021 オンライン「英会話の集い」(ECG)開催 · エリザ・シドモアについて(1912年3⽉ワシントンD.C.での桜植樹祭受賞者) · イランの新年伝統⾏事紹介 · パラリンピック参加⽔泳選⼿⽯浦智美(CWAJ奨学⽣)のトーク オンライン特別企画 「落語鑑賞会」 演者︓8 代⽬橘家圓太郎(英語通訳)参加者との Q&A ハンズ・オン・アートに代わりオンラインによる「アーティスト・トーク」開催 · 版画作家 宮⼭加代⼦による作品紹介 「マグノリア」 (英語通訳) 講演後 Q&A 2022 新企画「オンライン英会話」開始 (英語を⺟国語とするメンバーと筑波⼤学附属視覚特別⽀援学校⽣徒による英会話) CWAJ チャリティーコンサート 演奏︓川畠成道(ヴァイオリン)、惠村友美(ピアノ伴奏) ⾃由学園明⽇館にて CWAJ 現代版画展会場でのハンズ・オン・アート再開 ヒルサイドフォーラム代官⼭にて 「英会話の集い」(ECG)開催 · 映画鑑賞と英語による感想等ディスカッション シネマチュプキ⽥端にて (⽇本語字幕の読み上げ機能等視覚障害者対応) 2023 「英会話の集い」(ECG)開催 · オンライン ECG「チュニジアはどんな国︖」 · 映画鑑賞及び英語でのディスカッション シネマチュプキ⽥端にて ハンズ・オン・アート、ヒルサイド・フォーラム代官⼭のCWAJ現代版画展会場にて開催 2024 「英会話の集い」(ECG)開催 · スウェーデンの⽂化紹介 テンプル⼤学ジャパンキャンパスにて 4年ぶりの会場開催 · オンライン講演 Josh Grisdale による「障害者として⽇本で暮らす」 講演後 Q&A 2025 VVI 50周年を迎える 第33回ヘレンケラー・サリバン賞受賞(東京 ヘレンケラー協会) 50周年記念⾏事 · 映画鑑賞と出演者とのトークショー “Life is Climbing” ⼩林幸⼀郎(視覚障害者クライマー)、鈴⽊直也(プロクライマー・インストラクター) アルカディア市ヶ⾕にて · CWAJ VVI50 周年記念コンサート 演奏︓菅⽥利佳(ピアノ)、⼯藤星奈(歌)︓ すみだトリフォニーホール⼩ホールにて 「英会話の集い」(ECG)(オンライン)FSCより招待 · 「映画シーンの世界」 出演︓両⾓和歌奈(映画字幕翻訳者) Highfield Hall & Garden にて CWAJ 海外版画展 VVI 50 周年記念誌発⾏ 50 Years of VVI メディアに掲載 · 「点字ジャーナル」(東京ヘレン・ケラー協会発⾏) · 「⽇点フォーラム」(⽇本点字図書館発⾏) VVI が CWAJ のコミュニティーサービス傘下に置かれる #CWAJ 視覚障害学⽣奨学⽣ 計 84 年、名前、⼤学、専攻の順に記載 1978 ⽣井 良⼀ 東京⼯業⼤学⼤学院 物理学 1978 柴⽥ 昭⼦ 岡⼭⼤学⼤学院 英⽂学 1979 藤芳 衛 筑波⼤学⼤学院 教育学 1979 たなか みつと 同志社⼤学 ⽂学 1980 ⼩原 ⼆三夫 関西学院⼤学⼤学院 社会学 1981 武久 源造 東京芸術⼤学⼤学院 ⾳楽学 1982 崔 錫允 和光⼤学 ⼼理学 1982 堀越 喜晴 筑波⼤学⼤学院 ⾔語学 1983 村上 ⼋千代 関西学院⼤学 社会福祉学 1983 ⾼村 明良 ⽴教⼤学 数学 1984 ⽯川 准 東京⼤学⼤学院 社会学 1984 森 勝弘 京都外国語⼤学 ⽂学 1985 村⽥ 拓司 東京都⽴⼤学⼤学院 ⺠法学 1985 やました ゆういちろう 宮城教育⼤学 数学 1986 福島 智 東京都⽴⼤学 教育学 1986 堀越 喜晴 筑波⼤学⼤学院 ⾔語学 1987 ⽥中 ⽂⼈ 和光⼤学 ⼈⽂科学 1988 伊藤 精英 和光⼤学 ⼼理学 1989 嶋津 良範 中央⼤学 法学 1990 ⾼橋 玲⼦ 国際基督教⼤学 ⼼理学 1991 村井 優夫 中央⼤学⼤学院 ドイツ⽂学 1991 青木 学 (海外) セントラル・ワシントン⼤学 英語教授法 1992 青松 利明 国際基督教⼤学 国際法学 1992 ⾺場⿇由⼦ 上智⼤学⼤学院 フランス⽂学 1992 武⽥ 泰彦 同志社⼤学 社会学 1993 梶 美雪 ⽇本福祉⼤学 社会福祉学 1993 松⽅ ⽂ 桜美林⼤学 英⽂学 1994 久部 幸次郎 京都外国語⼤学⼤学院 ⾔語学 1994 渡辺 規⼈ 愛知⼤学 ⼼理学 1995 青柳 まゆみ 筑波⼤学 社会福祉学 1995 江⾒ 英⼀ ルーテル学院⼤学 社会福祉学 1996 丸⼭ 訓英 北海道⼤学⼤学院 数学 1996 渡辺 恵理⼦(海外) ブリティッシュ コロンビア⼤学 図書館学 1997 井⼝ 恵 ⼤正⼤学 社会福祉学 1997 津⽥ 美幸 筑波⼤学⼤学院 数学 1998 倉本 智明 ⼤阪公⽴⼤学⼤学院 社会福祉学 1998 ⾕内 孝⾏ 東洋⼤学⼤学院 社会福祉学 1999 菊池 崇 (海外) 英国王⽴⾳楽院 ヴィオラ 1999 南沢 創 武蔵野⾳楽⼤学⼤学院 ⾳楽学 1999 吉本 浩⼆ 東京⼯業⼤学⼤学院 物理学 2001 藤⽥ 有⾹ (海外) ボストン⼤学⼤学院 リハビリ カウンセリング 2001 三宅 洋信 東洋⼤学 法学 2002 伊藤 丈⼈ 青⼭学院⼤学⼤学院 国際政治経済学 2004 榊 恵理 国際基督教⼤学 国際政治学 2005 ⼤胡⽥ 誠 慶應義塾⼤学⼤学院 法学 2005 浦野 盛光 東京⼤学⼤学院 応⽤化学 2006 ⽩井 美由紀 筑波⼤学⼤学院 障害科学 2007 安原 理恵 国際基督教⼤学 西洋史 2007 半⽥ こづえ 筑波⼤学⼤学院 芸術学 2007 ⽥淵 愛希⼦ 活⽔⼥⼦⼤学 ⾳楽学 2008 阿部 裕⼦ ルーテル学院⼤学 社会福祉学 2008 ⽯浦 智美 恵泉⼥学園⼤学 英語コミュニケーション 2009 奈良 ⾥紗 筑波⼤学⼤学院 特別⽀援教育 2009 佐藤 貴宣 ⼤阪⼤学⼤学院 ⼈間科学 2010 相⽻ ⼤輔 筑波⼤学⼤学院 障害科学 2010 ⽥中 友梨 関西大学大学院 ⼼理学 2011 福地 健太郎(海外) サセックス⼤学⼤学院 国際教育開発 2011 御園 政光 東京⼥⼦⼤学⼤学院 ⼈間科学 2012 ⼤⼭ 歩美 筑波⼤学⼤学院 特別⽀援教育 2012 守井 清吾 富⼭⼤学⼤学院 ⽣体情報システム 2013 幡野 博樹 中央⼤学 法学 2013 上條 治夫 富⼭⼤学⼤学院 先端ナノ・バイオ 2014 岩⽥ 祥太郎 ⼤阪⼤学 化学 2014 中村 雅也 ⽴命館⼤学⼤学院 教育社会学 2015 泉 正之 東北⼤学⼤学院 ⼝腔⽣理学 2015 徳光 諒 ⼤正⼤学 社会福祉学 2016 斎藤 玲奈 桐朋学園⼤学 ピアノ 2016 吉⽥ 裕司 東北⼤学 医学 2017 兼⼦ 莉李那 上智⼤学 政治学 2017 森 雄⼤ 新潟⼤学 経営学 2018 網本 万理奈 ⽴教⼤学 社会福祉学 2018 ⽷野 海⽣ 国際基督教⼤学 ⼤学院 教育⼼理学 2019 松岡 琴乃 明治学院⼤学 特別⽀援プログラム 2019 梁島 瞬 東京都⽴⼤学⼤学院 数理科学 2020 杉浦 有紀 ⾦城学院⼤学 ⼦ども教育学 2020 藤本 昌宏 ⽴教⼤学 英⽶⽂学 2021 菅⽥ 利佳 東京⼤学 教育学 2021 ⼭⽥ 翔登 同志社⼤学 法学 2023 ⾦沢 悠⼈ 慶應義塾⼤学 総合政策 2023 菊池 桃⾐ 東北⼤学 法学 2024 岸良 隼⼈ 筑波⼤学⼤学院 障害科学 2024⽟置 陽南 国際基督教⼤学 環境学 2025 梅⼭ 智⾏ 東京科学⼤学⼤学院 化学 2025 北名 美⾬ 広島⼤学⼤学院 ⼈間社会科学 # [編集チーム] 濱野幸⼦ 井原真⼸ ⽯井ふみ⼦ モスコウィッツ洋⼦ ⻑岡茂⼦ 中瀬恵⾥岡マリ 柳⽥昌⼦ [表紙デザイン] 古⽥映⼦ [デジタル・サポート] エイミー・フジイ [協⼒] イナ・キャロン ジョアンナ知念 彦坂三重⼦ キャロル岩永 ⼤島令⼦志村裕⼦ ハイディ・ズコウスキー・スイートナム ナンシー鶴巻 [発⾏元] ⼀般社団法⼈ CWAJ [発⾏⽇] 2025年 10⽉31⽇ CWAJ センター︓ 〒141-0021 東京都品川区上⼤崎 2-24-13-601 contactus@cwaj.org 複製禁⽌