2024年度CWAJ奨学生のご紹介
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海外留学文化交流大学院女子奨学金
CWAJ 海外留学文化交流大学院女子奨学金
1名 支給額 300万円 (この奨学金は国際交流基金の支援を受けています)
筒井 彩 (つつい あや)
学歴:京都教育大学教育学部学校教育教員養成課程英語教育専攻卒業
在学校:カーティン大学英語教授法修士課程(オーストラリア連邦)
大学卒業後、オーストラリアの小学校で1年間日本語教師アシスタントのボランティアを行いました。帰国後は高等学校で英語教員を16年間しています。今回の留学では、非英語話者向け英語教授法を学ぶことで、日本の英語教育を見つめなおし、最新の理論と実践を通して、よりよい英語教育の普及に貢献したいと考えています。また、40歳、3人の子どもを持つ母の挑戦として、若い世代の男女平等社会実現への意識醸成を図りたいと考えています。
CWAJ Cartier奨学金 (SA)
1名 支給額 300万円 (この奨学金はCartier Japanが資金を提供しています)
中野 智子 (なかの ともこ)
学歴:慶應義塾大学法学部卒業
在学校:シカゴ大学経営大学院経営学修士課程(アメリカ合衆国)
今年9月からシカゴ大学経営大学院経営学修士課程に在籍することになりました。私は現在、父の税務コンサルティング事業を承継したスペラビ税理士法人のアドバイザーとして働いています。M&Aアドバイザーとしてのこれまでの経験を活かして、父の会社の合併後の統合とその後の移行を支援してきました。また、千葉と茨城の地元企業に財務上のアドバイスを提供するなど、ビジネスを通じ地域経済に貢献することに注力しています。
外国人留学生大学院女子奨学金 (NJG)
CWAJ外国人留学生大学院女子奨学金 (NJG)
1名 支給額 200万円
柳 雅凜 (リュ アルム)(大韓民国)
学歴:韓東グローバル大学(浦項、大韓民国)卒業、法学、米国・国際法専攻
早稲田大学アジア太平洋研究科国際関係学修士課程修了
在学校:早稲田大学アジア太平洋研究科国際関係学博士課程
私は国際関係と世界貿易に関する知識を活かし、過去8年間、公共部門においてグローバル・ヘルスおよび再生可能エネルギーに関するプロジェクトに従事しました。コロナ禍においては、医療品の不足やサプライチェーンの混乱によって引き起こされる問題に対処するために、中小企業にアドバイスを提供しました。現在は、各産業分野における非関税措置(NTM)の影響に関する研究を行っています。国連のNTMに関するデータ収集と分析を行い、世界の通商政策における透明性と信頼性構築の促進、貿易問題解決に貢献したいと考えています。
CWAJ 外国人留学生文化交流大学院女子奨学金 (NJG)
1名 支給額 200万円 (この奨学金は国際交流基金の支援を受けています)
シルウィーディー サラ (エジプト・アラブ共和国)
学歴:カイロ大学文学部日本語日本文学科卒業
東京外国語大学総合国際学研究科国際日本専攻博士前期課程修了
在学校:東京外国語大学総合国際学研究科国際日本専攻博士後期課程
人間の表現における文学の深い意義を認識し、文学の研究を行っています。太宰治の作品をアラビア語に翻訳した際、彼の複雑な語りのスタイルを再現する難しさを経験しました。その経験から、彼の語りのスタイルに焦点を当てた研究に取り組んでいます。太宰の作品をアラビア語や英語に翻訳する際、その文体に読み取れる日本の伝統的な話芸の影響を分析し、彼を単なる作家ではなくストーリーテラーとして位置づけ、彼の文学的貢献への理解を深め、彼独自の文体を翻訳において再現することを目指しています。
CWAJ視覚障害学生奨学金 (SVI-SJ)
2名 支給額 各100万円 (この奨学金はGrandma-Short-Legsが資金を提供しています)
岸良 隼人 (きしら はやと)
学歴:筑波大学人間学群障害科学類卒業
筑波大学大学院人間総合科学学術院人間総合科学研究群障害科学学位プログラム博士前期課程修了
在学校:筑波大学大学院人間総合科学学術院人間総合科学研究群障害科学学位プログラム博士後期課程
障害のある大学生が修学する上で直面する困難の軽減に寄与するテクノロジーや環境調整に主眼を置いた研究活動に取り組んでいます。博士後期課程では、公正に参加できるグループ学習を設計するために必要な要素の解明に取り組みます。将来的には、障害当事者の視点や経験も活かしながら、社会的障壁の解消に役立つ研究・実践等に取り組む研究者になることを目標にしています。
玉置 陽南 (たまおき はるな)
在学校: 国際基督教大学環境研究メジャー3年
私は、土とは何か、土が死んだ生物から新たな命へ物質をリサイクルする仕組みなどについて興味を持っています。そのきっかけは、森で大木が腐敗して土に戻るさまを観察し、自然が持つ驚異的なパワーを感じたことです。現在は、葉や枝などの有機物が分解される過程や速度の違いと、有機物の種類や土壌の性質の関係について研究したいと考えています。そして将来は、持続可能な農法や暮らし方の確立に貢献したいと思っています。