College Women's Association of Japan
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奨学生の声

2017CWAJ海外留学大学院女子奨学金 廣瀬 匠子

留学先:コロンビア大学ティーチャーズカレッジ 組織・リーダーシップ学科 修士課程

“おかげさまで2019年5月にコロンビア大学の修士課程、社会的組織心理学プログラムを無事に終え、卒業できた喜びをお伝えしたく連絡させていただきます。この2年間は当初の予想をはるかに超える試練の連続で、限界に挑戦しながら自分を奮い立たせる日々でしたが大きな収穫を得ることができました。CWAJ奨学金に支えられて、海外での学問探求と貴重な体験の機会をいただき、心から感謝しています。”

2016CWAJ海外留学大学院女子奨学金 佐々本尚子

留学先:ハーバード大学T.H. Chan 公衆衛生大学院 修士課程

“CWAJ奨学金の支援により上記の修士課程で学び、貴重なスキルと経験を得ることができ、有能な女性が次世代のリーダーとして学ぶ姿に衝撃を受けました。我が国でもさらに多くの女性が海外で高度な学問に挑み貴重な経験を積んで、女性リーダーとして活躍してほしいと切に望みます。CWAJ奨学金は日本女性に海外で高度な学問に挑み貴重な経験を奨励する制度です。ありがとうございました!”

2015年度CWAJ外国人留学生大学院女子奨学金 サマタ・タムラカラ(ネパール連邦民主共和国)

専攻:脳神経外科学、大阪市立大学大学院医学研究科 博士課程

“CWAJのように女性のリーダーシップ育成に特化した団体は他にはありません。多くの女性がCWAJ奨学金で、それぞれの分野でのパイオニアとなって活躍することができています。会員の皆さんから受けた温かい励ましを受け、CWAJとともに歩むことのできたこの1年は、私の人生の中のほんとうに貴重で忘れることのできない1年となりました。このような素晴らしいご支援に心より感謝しています。私のような留学生が自分の夢を実現できているのは、CWAJのような団体のおかげです。”

2012CWAJ外国人留学生大学院女子奨学金 イヴォンヌ・チョンド(ケニヤ共和国)

専攻:創薬科学、金沢大学大学院医薬保健学総合研究科 修士課程

“私の可能性を信じて、修士課程で学ぶ機会を与えてくれたことに感謝します。CWAJ奨学金のおかげで、一年目に予定したすべての学びを習得し、卒業への旅路に向けてよいスタートが切れました。私が社会貢献できるようになった際は、CWAJと多くの女性を支援して恩返ししたいと思います。”

2012 CWAJ岡靖秀記念視覚障害学生奨学金 守井 清吾 

専攻:生命融合科学教育部生体情報システム科学、富山大学大学院 博士課程 

“CWAJの奨学生として選出いただき、大きな励みになりました。障害者は何もできずに気の毒だと思われている昨今、私にとっては大きな心の支えとなりモチベーションが上がりました。金銭的な基盤に支えられて、学業や研究活動に安心して取り組み、自分のノウハウを更に磨くことができました。今後もこの活動を続けて、後輩たちが伸び伸びと自分の能力を発揮できるようにと切に望みます。またわれわれ奨学生OBもこのような任務の一端を担っていきたいと思います。“

2012-2013福島被災学生奨学金 秋山彩子

専攻:福島県立医科大学看護学部

“福島第一原発事故の被災後、大学に残るべきか、勉強よりも子どもの健康を優先すべきではないのかと悩まない日はありませんでした。しかし、CWAJより奨学金を頂くことができ、福島県の学生を応援してくれる方々がおられることを知りました。大学を辞めることは簡単ですが、辞めた後におそらく後悔したと思います。奨学金を得たことで、放射線への不安はあるけれども、看護師の資格取得へ向けての意欲を高めて頂くことができ、とても感謝しております。”

1970年度渡航生   猪口孝 

東京大学名誉教授(政治学) 前新潟県立大学学長

“上智大学の助手になって一年足らずの頃、アメリカのマサチューセッツ工科大学大学から奨学金をいただく機会に恵まれましたが、渡航費用がない。CWAJは当時、支給の対象が女性に限られていました。「女じゃないけど、いいですか?」と頼み込むと、運よく予算に空きがあり男の私も支援を受けることができたのです。帰国後40年間、ごく少額ですがここへの寄付は毎年忘れません。”

 

2013年 奨学生 成井諒子

自己紹介をお願いします。
私はもともと医師として働いていましたが、働く中で医師と患者のあり方について疑問をもつようになり、2013年にCWAJより奨学金を頂き、ロンドンのキングズカレッジでMedical Humanitiesという学問を学びました。現在は、「患者それぞれがもつ物語」をできるだけ大事にするよう努め、医師として何ができるか模索しながら診療をしています。
CWAJとの関係は
現在会員であり、2013年度奨学生でもあります。
奨学金を得てから変わったことはありますか。

奨学金を得てから奨学金を得て、興味のある分野を同じような考えを持つ仲間と共に学べたことで、漠然としていた疑問や夢が具体化した。
若いころの自分に言いたいことがあればどんなことですか。
たとえ周囲と違う道であっても、自分の信じた道を突き進もう。
現在の目標は。
心理学の学術誌から依頼されたNarrative Medicineについての原稿を書くこと。

CWAJ 創立 70 周年記念海外大学院女子奨学金の奨学生 左近喜音

自己紹介をお願いします。
私はペンシルバニア大学の物理学デパートメントで大学院課程の 2 年生で、こちらのLIGO の研究グループでHanna 教授のご指導のもと、重力波の研究をしています。重力波は時空の歪みが波として伝わるもので、中性子星やブラックホールが互いの周りを回転運動したり、合体する際にエネルギーを重力波として放出します。重力波、電磁波、ニュートリノなどを使って行われる宇宙物理学の研究はマルチメッセンジャー天文学と呼ばれ、私はこの分野に貢献し宇宙についての理解を深めることを目指しています。学業面以外では写真撮影が趣味です。ペンシルバニア州に来て 2 年目の秋となります が、近くの山々に行き、紅葉の写真を撮ることは大きな喜びです。最近、新しいカメラレンズを手に入れました。この新しいレンズの特性を生かした良い写真を撮ろうとした結果、撮影の際に以前とは異なるアングルであったり、光の捉え方をするようになり、撮影がさらに楽しくなっています。

CWAJとの関係は
私はCWAJ 創立 70 周年記念海外大学院女子奨学金の奨学生の 1 人です。
奨学金を得てから変わったことはありますか。
CWAJ のみなさまにいただいているサポートに心から感謝申し上げます。女性として物理学を学ぶために大学院に進学することやアメリカでperson of color (= 有色人種)として大学院に進学して物理学で博士号の取得を目指すことはリスクであると考えられたり、チャレンジングなこともあることが想定されます。そのような中、CWAJ   の奨学生に採用いただいたことは、私がアメリカで物理学で博士の学位を取得し、アカデミアでキャリアを築いていくことの大きな支えとなっています。今、女性として、person of color として留学して物理学を学ぶチャンスが与えられていることに感謝し、物理学の分野を、理系分野を、アカデミアをよりインクルーシブなものにするため、貢献してまいりたいです。若いころの自分に言いたいことがあればどんなことですか。
もし昔の自分と対面するとすれば、次のことを伝えたいと思います。将来はその時に考えられる範囲や制限を超えるもの。より多くの人に逢い、より多くの経験をし、過去を振り返り当時は気づかなかった自分のことを知るようになる。人との繋がりを大切にし、その人たちによって変えられることを恐れず、精一杯努力を続けること。」
現在の目標は。
学業面では重力波天文学と研究、また、一般相対論と物理数学についての理解を深めたいです。学業面以外では韓国語でコミュニケーションを取れるようになりたいと思い、ここ 1ヶ月ほど、韓国語を学んでいます。COVID-19 による移動制限が解除されたら韓国を訪ねられたら、と思います。また、写真撮影の腕をあげることも目標としています。写真を撮るためにサイクリングをすること自体も楽しみの 1 つであり、綺麗な風景を写真を通して共有できることも私の楽しみとなっています。

2018年度のCWAJ海外留学大学院女子奨学金留学生 高橋美佐紀

自己紹介をお願いします。
群馬県出身の高橋美佐紀と申します。「森林を軸に、環境問題の解決へ貢献すること」を人生の目標とし、ワーヘニンゲン大学の森林・自然保全学修士課程(オランダ)に留学させていただいています。公立鳥取環境大学環境学部で環境問題について分野横断的に広く学び、森林政策の専門性をさらに深めるために、修士課程へ進学しました。
環境問題といっても、海面上昇や廃棄物等、様々な側面がありますが、私が森林を軸にした理由は主に二点あります。一点目は、温室効

果ガス削減のポテンシャルの大きさです。森林を含む土地利用セクターは、エネルギー分野に続いて二番目に大きい温室効果ガスの排出源であると同時に、二酸化炭素の吸収源(通称、地球の肺)でもあることから、気温上昇を緩和する大きな可能性を秘めているためです。二点目は、生物多様性の保全において、森林は重要な役割を持っているためです。一例として、熱帯林は世界の2/3以上の生物多様性を有しています。森林に行くたびに、私たちは非常に大きく、複雑な生態系(エコシステム)のほんの小さな一部であり、自然によって我々人間は生かされているのだと痛感します。
現在執筆中の二本目の修士論文では、2ndFORという二次林に関する国際的な研究ネットワークのもとで、炭素吸収において樹木種の多様性がもたらす効果について研究しています。この二年間、授業や研究を通して森林保全の理論と基礎をしっかり学ぶことができたので、卒業後は開発途上国の現場で、より実践的に森林保全活動に関わっていきたいと考えています。
CWAJとの関係は
2018年度のCWAJ海外留学大学院女子奨学金(SA)の奨学生です。昨年(2019年)には、オランダのハーグで、CWAJのOverseas MemberでいらっしゃるJantien Brinkhorstさんとご主人様にお会いし、優しさに触れました。CWAJのみなさんと交流させていただく中で、世界を良い方向へ動かしていこうとするみなさんの人間的な温かみと、そのパワーの強さをとても感じます。このような素晴らしい団体の奨学生に選んでいただいたことに、大変感謝しております。
奨学金を得てから変わったことはありますか。
環境に関する目標は一切変わっていませんが、CWAJの奨学生として、また環境問題に携わる数少ない日本人女性の留学生の一人として、次世代の海外留学を後押しするような啓発活動もしていきたいと考えるようになりました。
私が大学院留学を決意したのは、学部一年生の終わりの頃でした。しかし、海外大学院留学生たちの多くが、帰国子女や学部留学の経験者、インターナショナルスクールの出身者である中で、地方のごく平凡な家庭で育った私にとって奨学金と海外大学院の両方の合格は、まさに雲の上のような目標でした。授賞式で選考委員の方から、世界的な緊急課題である環境分野に奨学生を送り出すことへの思いと、面接時の拙い語学力だけでなく、人生をかけて取り組んでいるという私の夢に対する姿勢を評価してくださったことを伺い、熱く込み上げてくるものがありました。留学を自分とは違う、遠い世界の話と捉えている若者たちの視野を広げ、より多くの日本人が世界へ羽ばたいていくために、そのきっかけを作っていきたいと思います。
若いころの自分に言いたいことがあればどんなことですか。
「あなたがいる今いる場所は、広い世界の、ほんの小さな一部にすぎない。どうか今この瞬間を大切に。人生はカラフルだって教えてくれる人たちに、いつか必ず出会えます。」
この言葉を、成績・受験のためにひたすら頑張ることのできるクラスメイトと過ごすことに、ずっと息苦しさを感じていた中高生の頃の自分に送りたいです。
現在の目標は。
留学を開始して以降、スペイン語の習得にも励んでいます。森林破壊が起こっている地域はスペイン語圏にあることも多く、森林保全に関わっていく上で重要な言語であるためです。また、3カ国以上を当たり前のように使いこなす同級生たちに出会い、英語に加えてもう一つの言語をマスターしたいと思いました。