ヤング・プリントメーカー賞

CWAJ現代版画展50周年を迎えた2005年に、版画界への謝意と未来を担う若い版画家への期待をこめて、ヤング・プリントメーカー賞を創設しました。応募資格があるのは、前年に版画学会主催の全国大学版画展で美術館優秀賞を受賞した約30名です。受賞作を含めた数点の作品と賞金活用の企画案をもとに、将来性と独創性に重点を置いて審査し、毎年1名に賞金50万円を授与しています。
受賞者には賞金に加えて、その年のCWAJ現代版画展で受賞作品を展示し、さらに3年後の版画展でも新作を発表する機会が与えられます。これまでの受賞者の多くが、新進版画家として着実に歩を進めています。

2021年度 受賞者

大山栞那

プロフィール

1994年 宮城県生まれ
     東京造形大学卒業
2020年 第45回全国大学版画展 優秀賞

2021年 東京造形大学卒業研究 卒業制作展 ZOKEI賞

木版で同じ版を何度も繰り返し摺っている時に毎回少しずつ表情が違うことに気づきました。作品では、水のように繰り返し流れていく、もとには戻らない出来事の一瞬を表現しました。紙の両面から摺り両面が一枚の作品になるように作っています。 今回の作品の和紙は自分で楮の収穫から漉きまでおこなった紙を使用しています。

YPAの賞金で、両面から作品が見えるように絵を吊るして、散歩するように鑑賞できる展示を企画しています。「美しいと感じるものが人それぞれ違っていいと思える体験」ができればと思っています。


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