ヤング・プリントメーカー賞

CWAJ現代版画展50周年を迎えた2005年に、版画界への謝意と未来を担う若い版画家への期待をこめて、ヤング・プリントメーカー賞を創設しました。応募資格があるのは、前年に版画学会主催の全国大学版画展で美術館優秀賞を受賞した約30名です。受賞作を含めた数点の作品と賞金活用の企画案をもとに、将来性と独創性に重点を置いて審査し、毎年1名に賞金50万円を授与しています。
受賞者には賞金に加えて、その年のCWAJ現代版画展で受賞作品を展示し、さらに3年後の版画展でも新作を発表する機会が与えられます。これまでの受賞者の多くが、新進版画家として着実に歩を進めています。

2020年度 受賞者

田代ゆかり

プロフィール

1985年 北九州市生まれ 福岡市在住
2021年 福岡教育大学大学院卒業予定

私の版画制作のスタートは高校からです。溝上義則先生が油彩画をしていた私に版画を勧めて下さいました。高校生の時には30号ぐらいのエッチングの作品を作りました。

その後、九州産業大学に入学し、古本元治先生が顧問をされていた版画研究会で制作を行いました。この版画研究会で先輩や同級生、後輩との制作の時間が今のモチベーションに繋がっています。

卒業後は県立高校で非常勤を続けつつグループ展へ小さな作品を制作していました。生徒の進路相談できらきらと未来の話を聞くと、もう一度、大型の版画を制作したいという思いが強くなりました。そこで版画と教育について学べる福岡教育大学の加藤隆之先生のルームに入院しました。加藤先生の元で紙式メゾチントを教材開発するべく論文のご指導を頂いています。 院の修了まで日が無くなってきましたが、思い出すのは昨年の夏です。中村隆先生のご助言で教材開発のために考案していた紙式メゾチントを作品に用い制作をはじめました。まだ、この紙式メゾチントでの作品は少なく手探りです。光が美しいが心に刺さるようなそんな夜景の表現を目指していきたいです。


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